〔午前十時の映画祭〕 で、〔バック・トゥ・ザ・フューチャー〕 を観る。
初めてこの映画を観たのは、横浜・馬車道の、今は無き 〔東宝会館〕 で、その同じ日に、僕は、ジャッキー・チェンの 〔ポリス・ストーリー/香港国際警察〕 も観ており、今にして思えば、すごいハシゴをしたものである。
1985年、13歳の冬だった。ずいぶん興奮して帰ったのを、覚えている。
一歩間違えば、B級のドタバタSFコメディになってしまいそうな物語を、監督のロバート・ゼメキスは、ハリウッド・エンターテイメントの、ひとつの頂点と言ってもいいほどの傑作に仕立てあげた。娯楽映画としての全ての要素がパーフェクトに絡み合っており、こんなに面白い作品は、ちょっと他にない。
と言ったら、褒め過ぎかもしれないが、要するに、僕はこの映画が大好きなのだ。
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ないときは、ぱったりとないのだが、ここに来て、友人知人の慶事が続き、今日も、結婚式の二次会に出席するため、夕方から藤沢へ出向く。
藤沢というと、自分が結婚式を挙げた土地でもあるので、ちょいと複雑な心境。
知らない人のために一応書いておくけれど、胡乱亭は、バツイチなのです。