アベノミクスの 『第三の矢』 というのは、なんのことはない、この最後っ屁のような “解散バブル” のことだった、って結論でよろしいでしょうか。
いえいえ、皮肉でも何でもございません。むしろ、じつにありがたいのであります。
詳しいことは言えませんがね、選挙があると、巡り巡ってうちの会社、すこし仕事が動くんです。いや、べつに悪いことをしているわけじゃありませんよ。まっとうな仕事の受注。
選挙にカネがかかるってことは、つまりそういうことなんです。それで潤う会社もあるってことなんです。
取ってつけたような大義だとか、あやふやな政策だとか、そんなことはとりあえずどうでもよくって、うちの会社の売り上げアップに少しでも貢献してくれるなら、あたしゃ解散大歓迎。なんなら毎月解散して、毎月選挙やってくれてもいいんだよ。
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憲政にとって、由々しき事態だという認識は、ある。
ただ、いまひとつ真剣に向き合う気になれないのは、いま起きている政局が、どう見ても茶番にしか思えないからだ。だから、つい、茶化してみたくなる。
政治について言いたいことは山ほどあるけれど、これ以上書くのは、よす。
胡乱亭の身の回りには、もっと他に書くべき楽しいことが、たくさんあるのだ。
父の七十九歳の誕生日を祝う。
ケーキは、ミセスが手作りしてくれました。うれしいね。そして、感謝。