今日もまた祝日。
祝日だけど、火曜日なので、燃えるゴミを出しにマンションの外に出たところで、鍵を持ってこなかったことに気が付いた。オートロックはこういう時、困る。
寒風吹きすさぶ中、ボサボサの髪、Tシャツに短パン姿で、待つこと数分。他の住人がやはりゴミ出しに出てきたところで、「おはようございます」 などと愛想笑いを浮かべながら、何食わぬ顔で入っていったのだが、内心、ちょっとドキドキした。
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朝。塩鮭を焼いて、御飯二杯。大根と油揚げの味噌汁。柿一個。
食べてすぐ、晩の肴の、モツ煮を作りはじめる。朝、作っておけば、夜、食べる頃には、うまく味が染み込んでいるという寸法。
昼間はこれといってすることもなく、先日買った 〔パイレーツ・ロック〕 のサントラを聞きながら、ワイシャツのアイロンがけをしたり、松本大洋 〔竹光侍〕 の最新刊を読んだり、ぶらっと歩いて、となり町まで靴下を買いに行ったり。
もう11月。4時近くになると、わずかに陽が傾きはじめる。
よく味のしみ込んだモツ煮を温めなおして、ぼちぼち酒を飲みはじめよう。
晴天ながら、冷たい風が吹いて、寒い一日だった。
今日から、厚めの掛け布団と、長袖の寝巻にする。