横浜の高島屋で開催中の 〔川瀬巴水展〕 に行く。
川瀬巴水は、大正から昭和期に活躍した風景版画家で、今年、生誕130年を迎えるとのこと。
以前、どこかでちらりとその作品を見て、「あ、いいな…」 と思いはしたものの、その後、目にする機会もないまま、作者の名も失念してしまっていたのだが、つい先日、電車の中吊り広告で再びその絵に接して、はたと思い出した。
“ジャパニメーション” の先駆けのような、細やかで美しい版画の数々は、はじめて見たときから強く印象に残っていたが、今日、改めて見て 「やっぱり、いいな…」 と思う。ことに雪の風景を描いたものは、どれも、いい。
広い会場ではないが、展示数は多く、時間をかけてゆっくりと見てまわる。
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昼飯は迷わず 〔勝烈庵〕 で、大カツレツに、瓶ビールを一本。
その後、横浜駅周辺のデパートをぶらつく。増税前に買っておいたほうがよさそうなものが、なにかあったような気がするのだが、いざとなると、思い浮かばない。
それで、なんとなく、傘立てを買って、帰る。