今週の水曜日。仕事に余裕ができ、ちょうど月初めの “映画の日” でもあったので、〔荒野の七人〕 をリメイクした西部劇 〔マグニフィセント・セブン〕 を観て帰る。
悪徳資本家から土地を守るため、貧しい村人たちのなけなしの金で雇われた七人の男たち。
黒人、白人、ヒスパニック、アジア系、ネイティブアメリカンなど、七人の個性を “人種” によって描き分けているところが、当世風だ。そこになにか現代的なメッセージを読み取ろうと思えば出来ないこともないけれど、ま、そこまで深読みする必要もないだろう。
大平原があって、善人と悪人がいて、拳銃と馬が出てくれば、それで一本の映画が出来上がる。西部劇の楽しさは、そのシンプルさにあるわけだから、あまり小うるさいことを言うのは、野暮ってもんだ。
名作のリメイクというプレッシャーを、力業で押し切った娯楽アクション。派手なドンパチを、ただ楽しむ。
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朝飯は、キャベツと油揚げの味噌汁に、玉子がけご飯。
今日は、所用があって千葉の柏まで行く。
車にしようか、電車にしようか、直前まで迷って、結局電車にする。
柏は、何年か前に一度だけ訪れたことがあるが、その時は夜の飲み会で、ただ行って酔っぱらって帰ってきただけだった。
今日は時間を作れるかもしれないから、すこしぶらついてみようかと思う。