先日、前から歩いてきた若者に何やら声をかけられたので、知らない人だな・・・ と思いつつ反射的に会釈を返したところ、何のことはない、スマートフォンのハンズフリー機能を使って喋っていただけだった。
最近でこそチラホラ見かけるようになって、ああそうか、と思うようになったけれど、両手をポケットに突っこんだまま一人で “会話” しながら歩いてくる奴と、夜、すれ違ったりすると、なんだかやっぱり気味が悪いんだよねえ。
嘘でもいいから、電話するときは 『電話するカタチ』 をしてもらいたいなと思う僕は、落語の見過ぎなんでしょうか。
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シアトル旅行に行っていたミセスのお土産、『ブルース・リーのお墓の写真』。
そう、若きブルース・リーは映画スターになる前、ここシアトルでカンフーの道場を開いていたのです。
わざわざ行って、撮ってきてくれたとのこと。
「僕はジャッキー・チェン派」 とは、口が裂けても言えません。
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でもせっかくだから今日は DVD で 〔燃えよドラゴン〕 でも観ようかしらん。
まだ一介のスタントマンに過ぎなかった頃のジャッキー・チェンが、この映画の中でブルース・リーに絡んでいたというのは、有名な話。
哀れジャッキー、この後、髪をワシ掴みにされて、首根っこをへし折られてしまいます。
かわいそうだから、これが終わったらジャッキーの映画も観てあげよう。
彼くらいになると、『電話するカタチ』 も人とはひと味ちがうのです。