久しぶりに義兄が来邸。
数年前、命に関わるかもしれないという
大病 を患ったが、今はそれも克服し、なんとか一人で生活が出来るようになるまで回復してきている。
最近は趣味とリハビリとを兼ね、近郊の電車の写真を撮り歩いており、今日は相鉄線などを撮るために、はるばる横浜まで出張ってきた次第。
相鉄線はこの冬、JR とつながり都心直通路線となるため、「東京の人になめられてはアカンから」 と、インパクト強めの濃紺の新車両を導入したり、新しい駅舎を造ったりして、いま、頑張っている最中。
とはいえ僕にとっては単なる通勤電車であって、昨日まで車体になど何の関心もなかったのだが、義兄に付き合って改めてじっくりとそのデザインを眺めてみると、なるほど、ちょっとカッコイイ。
小雨のぱらつく中、車両基地にまで足を運んで懐かしい車体とも対面。妙に血が騒ぎ、夢中でカメラを構えているうち、気がついたら百枚ちかく撮っていた。
胡乱亭、ひょっとすると前世は “撮り鉄” だったのかもしれない。