35年間生きてきて、ニュースを聞いて “我が耳を疑う” なんてことは、そうは無かったのだが、このハナシを聞いたときだけは、さすがに我が耳を疑った。
『織田裕二主演で「椿三十郎」をリメイク!』
ほとんどの人にとってはどうでもいい話題なのだろうが、個人的には、ちょっと許せない企画であるわけで…
しかしその公開が、現実に、いよいよ来週に迫ってきている。
その “審判の日” を前に、今日はDVDでオリジナルの「椿三十郎」を観る。
こちらは繰り返し何度も何度も観ているのだが、何度観てもやっぱり素晴らしい。こんなに面白い映画はないな、と思う。最初から最後まで、シナリオが、役者が、撮影が、殺陣が、みんないい。
個人的には、新旧問わず邦画ベスト3に入る傑作だと思っている。
まぁ、リメイク版については観てからでなければフェアではないと思うので、今日は書かないが、おそらく来週の日記は、胡乱亭始まって以来の辛口毒舌批評になるに違いない。