朝、ヘンな夢を見て目覚める。起きてしまうと内容はころっと忘れてしまうのだが、とにかく絶望的で、死にたくなるような夢だった。
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どんよりと曇って寒い一日。家でテレビを見て過ごす。
小室哲哉が逮捕されて、アメリカの新大統領が決まって、「おふくろさん」が解禁になった、激動の一週間。
大騒ぎをしているが、自分にはあまり関係のない出来事ではある。
紅白で 「おふくろさん」 が聞けるのは、ちょっと嬉しいか。
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夕方になって、山本兼一の 「利休にたずねよ」 を読み始める。面白い。平明な文体ながら、軽さを感じさせない。読みやすく、読み応えがある。
「白鷹伝」「いっしん虎徹」、今、時代小説を読むならこの人のものがいい。
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寝違えたようで、首から肩にかけて突っ張るように痛む。
ヘンな夢を見たのも、きっとそのせいだ。